皆さん、こんにちは。あっという間に季節は、秋となってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。夏が終わると、トレーニングをやめてしまう方も多いと思いますが、できるだけ健康維持の為にも継続することをお勧めします。

  さて、今回は、「負荷をかける」ことを取り上げます。これは、トレーニングをする上で、基本となる要素です。皆さんは、トレーニング中、何を意識しながら行っていますか?負荷、回数、セット数等・・・優先していることはどれでしょうか?

  私は、「フォーム」を最も意識しながらトレーニングをしています。その後に負荷やセット数等が続いてきます。何故フォームを意識しているのかというと、フォームが乱れていて負荷を上げていくと、運動効果が現れにくくなり、怪我のリスクが増すからです。

  例えば、スクワットを行う場合は、まずは自分の体重で行い、フォームが出来上がったら、重りを持って負荷をかけてトレーニングを行うということです。以前、私は某ジムでアルバイトをしていた頃に、次のようなお話を時折、耳にしました。「ベンチプレスで、重りにこだわりすぎて、肩を痛めて、ベンチプレスがしばらく、できなくなった」、「腰痛改善の為に腹筋運動をやっていたのに、逆に腰痛がひどくなった」 など。

 このようなお話を聞くのは、非常に悲しいですよね。せっかくトレーニングをして身体を良くしようとしているのに逆に悪くなってしまっているのですから・・。皆さんには、そのような状態にはなって頂きたくないと思っていますので、今月は、負荷をかける前に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。この3点ができたら、少しずつ負荷(重りを持つ、重りをふやすなど)をかけて良いと思います。

〈ポイント〉

①鍛えたい部位にきちんと効いているか(例:スクワットで下半身の筋肉に効いているか)

②鍛えている部位以外の筋肉や関節は痛くないか(例:スクワットをしているのに腰が痛くないか)

③反動をつけずに出来ているか(例:スクワット中、ゆっくり立ち上がることができているか)

 この3点を押さえて頂ければ、安全で効果的にトレーニングを行うことができると思います。自分で出来ているか不安な方は、お近くのスタッフにチェックしてもらうことをお勧めします。ちなみに当施設では、フォーム指導に重点を置いています。会員様から、「こんな細かいところまで指導してくれるんですね。自分では気づけないですね。」と言われます。是非、皆さんも今一度、フォームを意識しながら、筋トレをやってみてください!フォームのことで、もっと知りたいは、当スタジオのトレーナーへご相談下さい。

                                                                                                                                                     米田貴晴