皆さん、こんにちは。定期的に運動を行っていますか?運動は継続こそが最も大事だと思います。今月号は、姿勢改善を目的に運動している方に、お勧めの内容となっています。

姿勢を改善するということは、ダイエットや肩こり改善等にも繋がりますので、是非読んで下さい。
さて、皆様は、「床反力」という言葉を聞いたことがありますか?

この言葉の意味は、読んで字のごとく、「床を反発する力」のことです。地面の上に立っている以上、重力や体重の負荷が常に足裏に掛かっています。この足裏にかかっている負荷に負けないくらいの力を発揮しているからこそ、人間はまっすぐ重力に対して立つことができます。足裏の力を全く入れずにまっすぐ立てる人は、いないと思います。姿勢改善をする場合には、床反力を鍛えておかないと、立った姿勢になった途端、姿勢が乱れます。個人的な見解として、この床反力が弱い方の傾向として、足をすって歩く、普段立った状態で筋トレをほとんどしない、デスクワークが多いという傾向があります。

それでは、どうやってこの「床反力」を鍛えるのかというと、「立った状態で筋トレをすること」が最も良いと思います。たくさんの筋トレ種目がある中で私が一番良いと思うのは、「スクワット」です。
今回は、床反力を鍛える為のスクワットのプチテクニックをご紹介します。

〈テクニック〉
その①:スクワットで降りたポジションから立ちあがる時に、足裏から力を発揮するように
意識して立ちあがる。
その②:バランスディスク(青色で円盤型のツール)の上で、スクワットを行う。これにより、不安定の状況の中でスクワットを行うことになるので、より足裏をバランスよく鍛えられる。
その③:バーベルを担ぎ、スクワット動作を行う。これにより、強制的に足裏に力を入れないと
スクワットができない状況を作る。

image064いかがでしょうか。何気なくしているスクワット1つでも意識を変えるだけで、姿勢改善に必要な床反力を鍛えることができます。是非、下半身のトレーニングは、座って行うマシンエクササイズだけでなく、立って行うスクワットも実践して頂き、良い姿勢で生活しましょう!

ちなみに床反力は、下半身のトレーニングだけでなく、背中や腕、肩などの部位のトレーニング種目でも鍛えることができます。スクワット同様、大事なことは、「足で踏ん張る」ということです。
さまざまな種目を実際にやってみて、ちゃんとできているか不安と思われる方は、当スタジオのトレーナーへご相談下さい。

また、動画でスクワットのコツをYOUTUBE<ターゲットボディプラスチャンネル>でご紹介していますので、是非ご覧下さい。